みなさんこんにちは、Hachiです!
コーヒー豆の焙煎の情報を見聞きしたとき、中煎りとか深煎りとか言ってくれればいいのですが…
「シティローストって何?」「ミディアムとフルシティって何が違うの~~」
そんな風に困ったことはないでしょうか。
この記事では、コーヒー豆の焙煎度合いの名前と、それぞれの特徴をやさしく解説していきます。
初めて豆を選ぶときの参考にしていただけたらとても嬉しいです☕
焙煎度合いの基本って?

そもそも焙煎(ロースト)とは、生豆を火で炒ることによって、
コーヒーらしい香りと味わいを引き出す工程のことです。
焙煎の時間や温度によって、そのコーヒーのもつ酸味・苦味・香りが大きく変わってきます。
焙煎が進むと、豆の中の水分が抜けていき、糖や酸の成分が変化していきます。 このため、浅煎りでは「酸味」や「果実感」が引き立ち、深煎りでは「苦味」や「コク」が強く感じられるようになります。
大まかには、以下のように「浅煎り → 中煎り → 深煎り」と分けられます。
- 浅煎り:フルーティで軽やかな味わい
- 中煎り:バランスの良い味
- 深煎り:コクが強く、苦味がはっきり
焙煎度合いの名前一覧と特徴
名前 | 焙煎度合い | 味の特徴 | 豆の色 |
---|---|---|---|
ライトロースト | ごく浅煎り | 酸味が強く、軽い | 淡い黄褐色 |
シナモンロースト | 浅煎り | 明るい酸味、香り高い | シナモン色(由来) |
ミディアムロースト | 中煎り | まろやかでバランスが良い | 明るい茶色 |
ハイロースト | 中煎り〜やや深煎り | 酸味と苦味のバランスが良い | 中茶色 |
シティロースト | 中深煎り | 甘みとコクが増す、飲みごたえあり | やや深い茶色 |
フルシティロースト | 深煎り | 苦味がはっきり、香ばしさUP | 濃い茶色 |
フレンチロースト | 極深煎り | 強い苦味とスモーキー感 | 黒に近い茶色 |
イタリアンロースト | 最も深煎り | エスプレッソ向き、苦味極強 | ツヤのある黒色 |
(豆知識)焙煎すると重さが減る!?

生豆で200g買ったのに、焙煎後は150gになってる!?
それって普通のことなの?

Hachi
そうなんです。。。
焙煎中に水分が20〜25%ほど飛ぶので、豆の重さはどんどん軽くなります☕
深煎りだともっと軽くなるので、仕上がりが少なく感じることもあるんです。
生豆グラムで料金を決めているお店では、特にご注意を!
名前の由来も少しだけご紹介

- 「シティロースト」:アメリカの都市部で人気だったことに由来。
- 「シナモンロースト」:豆の色がシナモンに似ていたため。
- 「フレンチ/イタリアン」:それぞれの国の飲み方に合わせた深煎りが由来。
どれを選べばいいの?自分好みを見つけるヒント

- 酸味が好き → 浅煎り(ライト〜ミディアム)
- バランス重視 → 中煎り(ハイ〜シティ)
- コクと苦味 → 深煎り(フルシティ〜イタリアン)
まずはお店で試飲してみたり、好みを伝えておすすめを聞いてみたりするのもおすすめです。
最初は「おいしい」と思った焙煎度の名前を覚えておくだけで、次回の豆選びがとっても楽になると思います☺
おわりに:コーヒーの“好き”を育てよう
焙煎度合いを知ることは、コーヒーの世界をもっと楽しむ第一歩。
ぜひいろいろな焙煎度を試して、自分の「好きな味」を見つけてみてくださいね☕
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