日本ではコーヒーがどのように飲まれている?コーヒー需要動向調査2022より

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みなさん、こんにちはHachiです。
今回は全日本コーヒー協会が公表している「コーヒー需要動向調査」から、近年の日本でどのような方が、いつどんなコーヒーを飲んでいるのか、そしてコーヒーに対してどのような考えを持っているのかご紹介したいと思います。

普段、何気なく飲んでいるコーヒーですが、年齢別に好みが違っていたり、昨今注目されるディカフェや認証コーヒーへの意識が違っていたり、興味深いポイントがたくさんありました。
早速それぞれのポイントについて詳しく見てみましょう☺

1週間当たりの平均飲用杯数(タイプ別) 性・年齢別

コーヒー需要動向調査2022年度 第21回調査(概要)より抜粋 https://ajca.or.jp/pdf/data-juyodoko-gaiyo2022.pdf

まず最初は1週間当たりに飲んでいるコーヒーの種類と杯数です。一番少ない女性の18~24歳でも週に4杯程度ものコーヒーを飲んでおり、男性の60歳以上ではなんと週に14杯以上!日本の生活にコーヒーが深く根差していることが分かります。

ただ、意外だったのが、近年缶コーヒーやペットボトルのコーヒーの種類も豊富で、皆さんよく飲んでいるイメージがあるにもかかわらず、グラフでは男女ともに、どの年齢層でも割合はあまり大きくないことです。インスタントコーヒーやレギュラーコーヒーなど、抽出して飲むタイプのコーヒーが男女とも、そして各年齢で高く、沢山飲まれているのですね。

また、このグラフで一番気になったのは、男性では年齢が上がるにつれてコーヒーの消費杯数が増えているのに対して、女性では中高生のあと、18~24歳で一度消費量が下がっているというところです。具体的に何故かはわからないのですが、私は個人的な思い出として大学受験の勉強の時に、「美味しいから」ではなく「眠気を覚ます」「集中力を高める」ためにブラックコーヒーを飲んでいた覚えがあり、、、もしかすると中高生の女性では、無理してコーヒーを飲んでいる人も多いために高い数字が出てしまっているのでは?と思ってしまいました (笑)

Hachi
Hachi

どなたか、女性の18~24歳で下がっている理由、中高生で高い理由をご存じの方がいらっしゃったら、ぜひお知らせください~~!

ちなみに、「中高生女子がちょっぴり無理をしてコーヒーを飲んでいる仮説を補強」してくれるのが次にご紹介するグラフです!

1週間当たりの平均飲用杯数(場所別) 性・年齢別

コーヒー需要動向調査2022年度 第21回調査(概要)より抜粋 https://ajca.or.jp/pdf/data-juyodoko-gaiyo2022.pdf

こちらは、1週間にコーヒーをどこでどれだけ飲んでいるかを表すグラフです。中高生と、18~24歳の女性に注目すると、家庭で飲むコーヒーの杯数は0.4杯しか変わらないにもかかわらず、学校職場で飲むコーヒーの量が0.84杯も減っていることが分かります!

このことからも中高生の女性は、コーヒーの味ではなく、眠気覚ましなどの効果のためにコーヒーを摂取しているのでは?と思います。

また、働き盛りの20代~50代にかけては女性と比較して男性で、職場で飲むコーヒーの量が多く、こちらも美味しいからということはもちろん、眠気ざましなどの効果を期待している方の多さを反映しているのでは?と思います。
日本人は学校でも職場でも、コーヒーにたくさん助けられているのですね。。。泣

コーヒーの機能認知

コーヒー需要動向調査2022年度 第21回調査(概要)より抜粋 https://ajca.or.jp/pdf/data-juyodoko-gaiyo2022.pdf

続いて、日本人がコーヒーのどのような身体への効果を認知しているかを、認知度の順に示したグラフをご紹介します。

先ほども、職場や学校でコーヒーを眠気覚ましや集中力を高める目的で飲んでいるのでは?という仮説をご紹介しましたが、実際に「頭や気分がスッキリする(38.0%)」や「集中力が増す(27.8%)」はここに挙げられたコーヒーの効果の中でも3番目、4番目とみなさんによく知られていることが分かります。

また、最も知られている効果が「利尿作用」というのもなんだか納得できますよね(笑)一方で、最下位に記載されている「B型肝炎の発症を抑える働きがある」が1.7%もの認知があることには驚きました!100人中1.7人もの人が知っているとは、、、コーヒーへの注目度の高さが伺えます。

カフェインレスコーヒー(デカフェ)の飲用経験と認知状況

コーヒー需要動向調査2022年度 第21回調査(概要)より抜粋 https://ajca.or.jp/pdf/data-juyodoko-gaiyo2022.pdf

続いて、デカフェについてのグラフをご紹介します。こちらでは、男女別・年齢別に、ディカフェコーヒーを飲んだ経験があるか、ディカフェコーヒーを知っているかが示されています。ざっくりと見ると、男性よりも女性で、知られていて、実際に飲まれていることが分かります。

個人的に面白いなと感じたのは、男女とも飲んだことがあるのが多いのは若い方で、知らない割合が多いのも若い方ということです。高年齢の方はこれまで慣れ親しんだコーヒーで満足されていて、わざわざディカフェに変えたいと思わない方が多いのかなと予想しました。

一方若い方で、特に女性では妊娠・授乳中などにもコーヒーは飲みたいけれどカフェインは避けたい方も多くいらっしゃり、実際に試された方が多いのかな?と思いました。

認証コーヒーの認知

コーヒー需要動向調査2022年度 第21回調査(概要)より抜粋 https://ajca.or.jp/pdf/data-juyodoko-gaiyo2022.pdf

最後に認証コーヒーの認知についてのグラフをご紹介します。右側の時系列での認知や購入率をみると、徐々にどの認証コーヒーも増加傾向であるのは良いことですが、これだけコーヒーが根付いており、関心も高い日本で、こんなにも認知や購入率が低いのは個人的にはちょっとショックでした。。。

スターバックスのコーヒーのパッケージにもフェアトレードのマークがついているものもあり、きっと皆さんも気づいていないだけで、購入したことがあるのでは、、、と思います。

認証コーヒーの購入に対する態度

ちなみに、これらの認証コーヒーを選んで購入する割合は、若い方ではなくむしろ高齢の方に多いことが、こちらのグラフから分かります。一概には言えませんが、もしかすると、金銭的な余裕にも関連があるかもしれませんね。そして男性では「特に気にしない」方がどの年代もおよそ半数いらっしゃることが示されています。

コーヒーは環境問題や、フェアトレードの課題を抱えてきた歴史もあり、今では多くの方がこれらの問題解決に尽力されています。私たちも大好きなコーヒーを長く楽しむためにも、これらの問題を知り、認証を受けたコーヒーの意味を知り、コーヒー選びの際に参考にしていかなければと思いますし、せっかくブログをしているので、少しでも多くの方に届くように発信しなければならないなと改めて思う情報でした。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
今回は2022年の国内のコーヒー需要動向調査の結果をご紹介しました。今回ご紹介しきれなかった情報も元サイトにはグラフとして掲載されていますので、興味のある方はぜひ見てみてください☺

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