コーヒーの「サードウェーブ」とは?詳しく解説します!

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こんにちは、Hachiです。
アメリカ・サンフランシスコ発のブルーボトルコーヒーなど、日本でもだんだんとメジャーになってきた、「サードウェーブコーヒー」。

直訳すると「3番目の波」ですが、どうしてサードウェーブコーヒーと呼ばれているか、また、どのようなものがサードウェーブコーヒーかご存知でしょうか?
今回の記事ではこの「サードウェーブ」に注目してみたいと思います。

サードウェーブコーヒーとは?

サードウェーブコーヒー(3rd wave coffee)はその名前の通り、「3番目に(人気の)波が来た」コーヒーです。この流れは2000年頃アメリカで始まり、世界へと広がっていきました。

3rd wave コーヒーがあるからにはもちろん、1st wave、そして2nd waveがありました。
まずはこれらの歴史を簡単にご紹介します。

1st wave coffee

コーヒーに最初の波がやってきたのは、諸説ありますがおよそ19世紀以降です。

この時代には、ネスレ社がフリーズドライ式のインスタントコーヒーを開発し、商業用生産を始めました。当時のインスタントコーヒーは今ほど美味しいものではありませんでしたが、第二次世界大戦中には米軍兵士に大変な人気となりました。

さらに、この時代には「長距離輸送」や「真空パック技術開発」による食品の鮮度の長期間の維持が可能となり、それまで輸出の際に風味が落ちるという問題のあったコーヒーが、美味しいまま輸送できるようになりました。これにより、コーヒーはスーパーマーケットなどでも安価で手に入れやすくなり、アメリカの一般家庭にもコーヒーが普及しました。

このようにして始まった1st waveは、「大量生産・大量消費」の時代で、
薄味のいわゆるアメリカンコーヒーが人気でした。

2nd wave coffee

コーヒーの歴史につぎの波がやってきたのは、1960年~90年の間といわれています。この時代にはスターバックスや、タリーズなどの「シアトル系コーヒー」が台頭してきました。

きっかけとなったのは1960年後半に、アメリカに高品質で深煎りのコーヒーと焙煎技術が入ってきたことです。その後、西海岸を中心に、ピーツ・コーヒー&ティーや、1971年にはスターバックスコーヒーが誕生するなど、焙煎にこだわった深煎りのコーヒーは瞬く間に人気になっていきました。

1996年には日本にもスターバックスの1号店ができ、深煎りコーヒーの人気は世界へと広がっていったことがわかります。

そして 3rd wave coffee へ

そして2000年頃から広がったのが、産地・生産者などに伴うお豆の個性を重視した「サードウェーブ」です。

みなさんもご存じの通り、コーヒーは産地や品種によって風味が大きく異なります。そこでセカンドウェーブまでの時代では、複数の豆をブレンドして安定した一定の風味を楽しむのが一般的でした。一方、サードウェーブでは、そのお豆の個性を生かして味わうため、単一の品種や農園・産地のみのお豆を使用した「シングルオリジン」と呼ばれるコーヒーが注目されています。

さらに、お豆の持つ個性を引き出すため、これまで以上に様々なコーヒーの抽出器具の開発が行われたり、抽出レシピの工夫がなされるようになってきています。

こちらのORIGAMIドリッパーも、サードウェーブコーヒーの繊細さを引き出すことができる、比較的新しいコーヒーウェアとして、バリスタの間でも注目を集めています!

美味しいサードウェーブコーヒーが飲めるお店は?

Blue Bottle Coffee

日本でも既に大人気、サンフランシスコ発のサードウェーブコーヒーショップです。


日本では、東京のほか、神奈川、群馬、京都、大阪、神戸、(期間限定で福岡)に店舗があり、日本各地でサードウェーブらしい、明るく爽やかなコーヒーをいただくことができます。

また、カップやトートバッグなど、おしゃれなロゴデザインを活かしたグッズ、オリジナルのコーヒー抽出器具にも心が惹かれます。

FUGLEN TOKYO

つづいてのおすすめは、ノルウェーの老舗コーヒーショップの海外進出第1号店として、東京・代々木八幡にオープンしたFUGLEN TOKYOです。現在では関東圏に3つの店舗があります。

https://www.act-locally.com/spots/fuglentokyo/

日本ではあまり知られていませんが北欧のノルウェーは、実はコーヒー大国で、多くの質の高いコーヒーショップがあります。コーヒーはノルウェーの人々の暮らしに根付いており、2013年の国際コーヒー機関の調査では、一人当たりのコーヒー消費は世界第4位との報告もあります。

そんなノルウェーで多くの人に愛されたコーヒーショップFUGLENのコーヒーを、日本でも気軽にいただくことができます。

FUGLENでおすすめなのはコーヒーだけではありません。店舗に訪れた際にはぜひ、コーヒーに合わせて用意されたペイストリーも試してみていただきたいです。Hachi的一押しはクロワッサンです。シンプルですが風味がしっかりとしており、でもペロリと軽く食べられてしまうクロワッサンは、同じく風味ゆたかなサードウェーブコーヒーにぴったりです。

TAKAMURA wine & coffee roasters

こちらは大阪・大阪市に店舗のあるコーヒーとワインの専門店です。
世界的なコーヒーの品評会であるカップオブエクセレンスで入賞歴のある、高い品質のコーヒー豆も多く取り扱っておられます。

https://neoosaka.com/blog/takamurawinecoffee/

また、広い店内には焙煎機も備えられており、高い焙煎技術を持ったスタッフの方がひとつひとつのお豆を焙煎・販売されています。

サードウェーブコーヒーのお店では、お豆の特徴を生かすという観点から、やはりブラックコーヒーをおすすめしたくなるのですが、ここ、TAKAMURAさんのドリンクでは、Hachiのおすすめはなんと「ラテ」です!(もちろんブラックコーヒーも、販売されているコーヒー豆もとっても美味しいのですが…)

ミルクとコーヒーの甘さ、サードウェーブコーヒー特有の豊潤な香りがいっぱいに広がるラテは、一度飲んだらきっとファンになってしまう美味しさです。
また、ラテに使われるお豆は常時、複数の種類が用意されており、さらに一定期間で変わっていくので、いつ行っても新しい感動ができるのも魅力です。

お店を訪れた際には、ぜひ店内のソファーでゆったりコーヒーを楽しんでみてください。

まとめ

今回は、近年すっかりメジャーになってきた「サードウェーブコーヒー」、そして「美味しいサードウェーブコーヒーに出会えるお店」をご紹介させていただきました。
みなさんのコーヒー時間の参考になれば幸いです☺

今回ご紹介したコーヒーはネット販売されているものもありますので、ご自宅でゆっくり楽しむのもいいかもしれませんね

Have fun your coffee!

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