データで見る日本のコーヒー事情!

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こんにちはHachiです。
コーヒー大好きの私は、ほぼ毎日2~3杯のコーヒーを飲んでしまうのですが…
先日ふと「みんなはどれくらいコーヒーを飲んでいるのだろう」と気になり、日本でのコーヒー消費の統計を探してみました!

改めて数字で見ると、普段感じているのとはちょっと違った実情が見えてきてとても面白かったので、今回は「日本のコーヒー消費」に着目してデータのご紹介をしたいと思います。
統計資料そのままでは見づらいので、私の特に気になったポイントを中心にグラフを作成しています。
もし、元資料が気になる方はぜひ、全日本コーヒー協会のHPの統計資料のページをご覧ください。


また、もし良かったら「体感と一緒だよ~」とか、「いやいや、そんなはずはない!」とか、Twitterでもコメントでもいいので反応がいただけるととっても嬉しいです☺

それでは早速、データを見てみましょう!

日本人のコーヒー消費量

まずは、日本人のコーヒーの消費がどのように推移しているか見てみました。

1996年(平成8年)から2021年(令和3年)までの、日本国内でのコーヒーの消費量です。
横軸には各年を、縦軸には重量(万トン)をプロットしています。

グラフを細かく見てみると、1996年から2016年までの20年間で、消費量は1.3倍にも増加していることが分かります。

一方で、近年ではサードウェーブコーヒーやコンビニコーヒーなど、コーヒーが何かと話題に上ることも多く、消費量はもっと伸びているものと思っていました。しかし、実際には右肩上がりに伸びていたコーヒー消費量が、近年ではやや下降傾向にあることが分かりました。

では、日本人はコーヒーを飲まなくなっているのでしょうか???
この疑問を解決するため、次に一人当たりの消費についてのデータを参照しました!

日本1人当たりの1週間のコーヒー消費

こちらは、日本人1日当たりの、1週間に飲むコーヒーの杯数をグラフにしたものです。
横軸には各年を、縦軸には杯数をプロットしています。


2002年からの約20年で、大きな差はないように見えますが、実は1~2杯ほど増加しています!

次に、先ほどのコーヒーの国内消費量のグラフと、一人当たりの消費杯数のグラフを比較してみました。分かりやすいように、比較する年として2020年に色を付けています。

このように見てみると、日本全体での消費量はやや落ち込みつつあるものの、一人当たりの消費量はむしろ増加傾向にあることが分かります😲

なぜこのような結果になっているのか詳細な背景はわかりませんが、仮説のひとつとして、日本の人口の減少があるのかなと考えています。(ちなみに日本の人口はこの5年で250万人ほど減少しているそうです…!)コーヒーという側面からも日本の今の社会の状況が伺えますね。

日本人はどんなコーヒーを飲んでいるの?

続いて気になったのは、日本人が飲んでいるコーヒーのうちわけです。全日本コーヒー協会の調査では、缶コーヒー、リキッド(抽出して液体として売られているコーヒー)、レギュラーコーヒー(自分で抽出する豆や、挽いた状態で売られている豆)、インスタントコーヒー(抽出した後にフリーズドライ等にされているコーヒー)の4つの項目がありました。

早速グラフを見てみましょう。
まず注目したのが缶コーヒーの減少です。2012年頃を境に減少に転じています。

続いて注目したのは、リキッドコーヒーの増加です。
確かにペットボトルコーヒーなどが、身の回りでも近年流行している印象があり、納得の増加です。

これらの変化をより分かりやすくするため、2002年を100%とし、消費量の変化をグラフにしてみました!

このように見てみると、リキッドコーヒーの増加が顕著に見て取れますね。
※ただし、リキッドコーヒーはもともとの消費量が他の項目と比較して少ないため、量としては今もレギュラーやインスタントコーヒーには全く及びません…!

コーヒーを飲む場所

最後に、日本人がどこでコーヒーを飲んでいるのか、統計資料を見てみました!
ちなみに私はおうちで淹れるコーヒーや、コーヒーショップのコーヒーが大好きなのですが、実際には職場で飲む(とっても美味しいわけではない)コーヒーの量が最も多いという実情があります…泣

作成したグラフがこちらです!
縦軸に飲む場所の割合(%)横軸に各年をプロットしています。

この結果を見ると、皆さん私と同じように、コーヒーショップで優雅にお茶をする機会が少なく、家庭や職場など、日常生活の中でコーヒーを飲んでいることが予想できますね。イタリアなんかのように、もっと気軽にコーヒーが飲めるスタンドのようなお店が多い国では、コーヒーショップの割合がもっと高いのかな…などと考えています。

コーヒーショップはここ数年とっても増えてきたと感じていますが、このグラフを見る限りまだまだ伸びしろがありそうですね🧐

また、データが2020までしかなくて恐縮なのですが、2020年では職場・学校の割合が減って、家庭の割合が増えています。これは新型コロナ感染症の影響で、おうち時間の一環としてコーヒーを家庭で楽しむ方が増えたことや、在宅勤務の増加によって職場で飲む機会が減ってきたことが表れているのかなと考えています。

まとめ

いかがだったでしょうか。
今回は、日本のコーヒー事情について、全日本コーヒー協会の統計資料をもとにデータをご紹介しました。普段何気なく楽しんでいるコーヒーですが、改めて数字で分析してみると日本人特有の文化や、はたまた感染症の影響など、様々な側面が見えてきて面白いなと思いました。

統計資料はたくさん一般公開されているので、また別の資料もいろいろご紹介できたらと思っています。

最後までご覧いただきありがとうございました!
Have fun your coffee time☺

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