【初心者~上級者まで】おすすめミル9選!おうちでも挽き立てコーヒーが飲みたい!

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こんにちはHachiです。
挽きたてのお豆で淹れたコーヒーって香りがよくて本当に美味しいですよね。
今回は、そんな美味しいコーヒーをいつでも楽しめるよう、家庭での使用におすすめのコーヒーミルをご紹介します!

コーヒーミルはコーヒーの味に大きな影響をもたらす⁉

挽きたてのコーヒーは美味しい気がするけど、気のせいじゃないの…?と思った方もいらっしゃるかもしれません。しかし、実際性能の良いミルを使って挽きたてのお豆で淹れたコーヒーは美味しいのです。まずはその理由からご説明します。

挽いたお豆は、酸素と湿気の影響を受けやすくなる

コーヒーの味を落とす原因は主に「酸素」「湿気」「日光(光)」「高温」です。
コーヒー豆は豆の状態よりも、挽いて粉にしたほうが、空気に触れる面積が格段に大きくなってしまい、特に酸素と湿気の影響を受けやすくなります。その結果、一度挽いたお豆はすぐに味が落ちてしまうのです。

だからこそ、風味豊かなコーヒーを飲むには、できるだけ飲む直前に挽くことが重要なのです。

コーヒーを挽くときには摩擦熱が発生する

上でも書いたように、コーヒー豆の風味は「熱」によっても落ちてしまいます。
そこで、コーヒー豆を挽く際には「コーヒー豆どうし」や、「コーヒー豆とミル」の摩擦をできるだけ避け、この熱をなるべく生じさせないことがポイントになります。

良いコーヒーミルではこの摩擦熱をなるべく生じさせない工夫がされています!

美味しいコーヒーの抽出には、粉のつぶがそろっているのがベスト!

コーヒーを抽出する際、どんな器具を使う場合でもお湯とコーヒー豆を触れさせて、コーヒー豆の成分を抽出します。このとき、コーヒーの粉の粒の大きさにばらつきがあると、よく抽出される粒とあまり抽出されない粒が生じてしまい、美味しさを最大限に引き出すことができません。

また、コーヒー器具にはそれぞれ適した粒の大きさがあり、細かすぎたり、逆に粗すぎたりするとうまくコーヒーを抽出することができません。特にエスプレッソマシーンを使用したい場合、特に注意しつつ均一で細かい粉末状のコーヒーの粉を用意する必要があり、そうでなければ滑らかなエスプレッソを抽出することはできません。

良いコーヒーミルでは、器具に合わせてコーヒーの粉の粒の大きさを調整することが可能です。また、粒の大きさもばらつきが少なく、均一な抽出が可能になります。

用途別おすすめミル

【初心者向け】おうちで挽き立てコーヒーに挑戦してみたい!

まずは手ごろな価格、かつ性能の面でも信頼できる、手動ミルをご紹介します。

HARIO セラミックコーヒーミル

HARIOからは様々な種類のミルが販売されていますが、こちらのミルは特に安く、初めてのミルにぴったりです。お値段は安いですが、日本製ということもあり性能面も安心です。

歯の部分はセラミック製で、挽き具合も簡単に調節することができます。また、全パーツを中性洗剤で丸洗いすることができ、酸化したコーヒーの粉やにおいが残るのを防ぐことができます。

Kalita コーヒーミル

おしゃれさにもこだわりたい方におススメなのは、こちらのKalitaのコーヒーミルです。キッチンに置くだけで、インテリアにもなりそうですね。お手頃なお値段ですが、こちらも日本製で性能面も安心ですし、挽き具合の調節はもちろん可能です。

ただし、こちらは木製のため本体を洗うことはできません。セットで刷毛が販売されていますので、お手入れの際にはこちらを使用して、適宜コーヒーの微粉を取り除くようにしてください。また、歯が金属製のため、高速で回した場合、やや摩擦熱が発生しやすい可能性があります。

ポーレックス コーヒーミル

続いてのおすすめは、細身でスタイリッシュな「ポーレックス」です。
細身だからこそ、女性や手の小さいかたでもしっかり固定しやすいのが大きなメリットです。もちろん、挽き具合は細かく調節が可能なほか、セラミック製の歯のため摩擦熱が発生しにくいこともポイントです。

また、こちらのミルはアウトドア用としても大変人気があります。コンパクトで持ち運びにも便利ですし、万が一汚してしまった場合にも、全部丸洗いできるので安心です。

手動ミルではHachi推しはこちらです!☺

【初心者向け】やっぱり電動がいい…!

コーヒーが好きでも、家族で飲む場合など、毎日多量の豆を挽くのはやっぱり大変ですよね。
続いては、初心者向け電動ミルをご紹介します。

Kalita CM-50

カリタのプロペラ式ミルです。こちらは、ミキサーのように刃を高速で回転させることによってコーヒー豆を粉砕します。電動ミルの中では安価で、お試ししやすい製品です。挽き立てコーヒーが飲みたいけれど手動はちょっと辛い…という方はまずここから始めてみるとよいかもしれません。

一方でプロペラ式には若干のデメリットもあります。上でも書いたように、こちらはミキサーのような仕組みのため、あらかじめ挽き具合を設定することができません。そのため、少しずつ様子を見ながら適当な挽き具合を見極めて、止める必要があります。また、とくに量が多い場合には挽きムラが発生しやすいので、途中で攪拌するなどの工夫が必要です。

デメリットがあるとはいえ、数秒~数十秒で簡単にコーヒーが挽けるのは、やっぱりありがたい!
さっとコーヒーを飲みたいときなど、わたしも大変お世話になりました…!

Kalita スローG15

こちらは、「まるで手動ミルのような」電動ミルです。本体の中にはセラミック製の歯が入っており、他の手動ミルと同様に、つまみを回して挽き具合を調整することができます。あとは本体の中にコーヒー豆をセットして、電源を入れるだけでOK!勝手に均一な挽き具合に挽いてくれます。

このミルのすごいところは、「とってもゆっくり」お豆を挽いてくれることです。電動でありながら、ゆっくり挽くことで摩擦熱を避け、コーヒーの風味が損なわれるのを避けることができます。

一方で、15g(約1杯分)を挽くのに5分かかるので、忙しい時にはやや使いにくいかもしれませんね。

HARIO EVC-8B

こちらは、エスプレッソが飲みたい方向け!「極細挽き」ができる電動ミルです。
初めてのミルとしては約1万円と若干高価ですが、極細挽きができるミルとしてはかなりお手頃な商品化と思います。

HARIOの製品ということで性能も信頼でき、人気商品ですが、静電気が発生しやすくコーヒーの粉がくっついてしまう・散らばってしまうことがあるのが若干のマイナスポイントです。

【こだわりたい方向け】圧倒的手動ミル 

コマンダンテ C40

こちらのコマンダンテ、プロをもうならせる圧倒的な手動ミルとして知られています。
そのすごさはここでは語りつくせないのですが…

1. とにかくキレがすごい
コマンダンテはニトロブレードという特許を取得した特殊なブレードを使用しています。これがサクサクとコーヒーを挽いてくれるため、手動で挽く際にも負担が小さく、かつかなり短時間で挽くことができます

2. 粒がしっかり揃い、微粉がほとんど出ない
上記のとおり、特殊なブレードを使用しているため、コーヒー豆をむやみに傷つけることなくサクサク挽いてくれます。このおかげで微粉や、粒のそろわない欠片が生じることなく、均一に挽くことができるのです。

3. なんとエスプレッソ用の極細挽きができる
多くの手動のミルでは、エスプレッソ用の均一な微粉は挽くことができません。一方コマンダンテでは手動で簡単にエスプレッソ用のお豆も挽くことができます。恐るべし…

言うことなし、素晴らしすぎるコマンダンテですが、唯一の難点はお値段が高いこと!でも見た目もカッコよく、性能が本当に素晴らしいので、ぜひおすすめしたいコーヒーミルです。

【こだわりたい方向け】納得の性能の電動ミル

Kalita ナイスカット Next G

カリタのナイスカットシリーズは、従来よりプロからも評判がよく、カフェなどでも使用されることの多い製品です。粒の大きさが揃うのはもちろんのこと、メモリを細かく指定することができ、挽き具合の微妙な調節が可能です。

ナイスカットシリーズの中でこのNext Gは、静電気の発生を抑えることができるのが大きなポイントです。これにより、コーヒー豆がミルに付着してしまうことや、グラインド後に触るとピリッとくる嫌な感触を防いでくれます。

ちょっとお値段は張りますが、この性能と、静電気まで防いでくれるなら…納得です。

【家庭用、電動ミルならコレ!】ウィルファ スヴァートアロマ

家庭用の電動ミルなら、いまHachiイチオシはこれ!
ノルウェーの会社が生産しているウィルファ スヴァートアロマです。

ウィルファのグラインダーは、実際に見るととてもコンパクトで、家庭で使うにもちょうどいいサイズです。しかし、使用されているモーターはパワフルで力強く早く挽くことができ、しかも実はスピード自体は低速で、摩擦を防ぎ風味を守ってくれるという…すごいグラインダーなのです。

もちろん、挽き具合の調節は簡単かつ細かくでき、豆の粒度も均一です。
性能面でも、サイズ感でも、お値段でも…家庭用ならこちらがおすすめかなと思います。

一点だけ難点を挙げるとすれば、「エスプレッソ用」の挽き具合の設定がないことです。最も細かい挽き具合である「モカ」でエスプレッソの抽出は可能ですが、エスプレッソの質(特にクレマの層)にこだわりたい方は、避けたほうが良いかもしれません。

まとめ

今回は、おすすめのコーヒーミルをまとめてみました。
用途に合わせて、また予算に合わせて、お気に入りのコーヒーミルを探してみてください。
今回の記事がミル選びの一助になれば幸いです。

Have fun your coffee!

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